2021-10-16 16:58:25
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コメント(6)
ごんたろうさまのイラストメイキングを参考に、画像を用意してみました。
初のイラストメイキング投稿です。
制作過程を振り返ることによって、自分のスキルアップにも繋がるかな?
と思いながらやってみます。
今回は残念ながら厚塗りの絵ではありません。本編ではなく、閑話として挟んでいる民話の挿絵なので、古い絵本のような趣を出すべく、太めの線画を準備して彩度抑えめの配色にし、どこか懐かしい雰囲気をめざします。
制作工程は下のようになります。
- 線画
- 配色バランス思考
- 色塗り
厚塗りをしないのが決定しているので、線画をしっかり描く事がメインとなります。ただし、厚塗りする場合でも、自分の場合は線画をしっかりと描いております。最後のペン入れの工程があるかないかの違いがあるくらいです。
ラフ画(1-1)――ざっくりと構図を考えて人物や建物を配置していきます。ぼやけた夢のような状態から、少しずつ具体的にしていきます。このぐらいのラフ画を三枚くらい用意したなかで、一番しっくり来たのを清書まで持っていくことにしました。
ラフ画(1-2)――先ほどのレイヤーの上に新規でレイヤーを作り、人物や鳥などの形を明瞭にしていきます。この時、
見る人の視線が動く先を考えて、視線が絵の外へと逃げないようにオブジェクトを配置しています。絵の人物の目線、腕から鳥が羽ばたく流れ、塔の縦のライン、樹木から髪のラインが視線を画面に閉じ込めます(
たぶんおそらく)。
ラフ画(1-3)――上のラフ画で完成できれば良かったのですが、すべてのオブジェクトがほとんど同じ大きさで拮抗している為、見にくい面白味にかける構図になってしまっていました。手前の人物が目立つように建物の大きさを小さくし、大きく空いた空間に雲を書き足していってます。
ラフ画(1-4)――清書に入っております。鳥の大きさも大きすぎたので、縮ませました。人物の輪郭線は少し太い5ポイント(?)のペン、背景は3、髪や服のシワには2の太さを使いました。ペンの太さの単位がいまいちよくわかりません。申し訳ないです。
※ペン入れ普段しないせいかあまり上手くできませんでした。改良の余地ありです。色考察――線画が出来たら色考察をします。
本当はラフの段階でしなければならなかったかも。色褪せた絵本のような雰囲気を目指すので、彩度は控えめで、明度は少し上げて白っぽくなるように考えました。基本はベースカラー(70%)アソートカラー(30%)アクセントカラー(5%)なので、ベースに空と肌と建物のクリーム系の配色、アソートには緑と赤の対比色、アクセントカラーにはここだけ特に彩度を高くした黄色を置いてみることにしています。ちなみに、この黄色は女性の袖の飾り部分でスパイス的に使うだけにとどめました。
色塗り――色を塗っていきます。ペン、スプレー、水彩筆(混ぜ慣らし)しか使っていません。ただの塗り絵と化しているので工程は省きます。
ソフトの機能を知らなすぎて、消しゴム片手にチマチマ塗る作業に時間を費やしました。以上となります。
色々考えて描きましたが、この画風にはまだ改善の余地がありそうです。線画の密度や表現を工夫すればもっと良くなりそうな気がします。(ぶっちゃけ線画がちょっと汚いのがなんとも……)
今度は本編用の厚塗りの絵でメイキングを投稿したいと思います。
さいごに、閑話で書いている民話は本編の世界観を補足するためのものなのですが、長々と続く本編とは違い、短かくて一話完結となっておりますので、よろしければ読んでみて下さい。挿絵の場面がわかるかと思います。(https://ncode.syosetu.com/n7528hb/5/)
はい、だいれくとまーけてぃんぐでした笑
ここまでお読みくださりありがとうございます。またよろしくお願いします!
えーっ!?
空欄にするんだったんですか!!!
うひゃあ、あとで直しにいってききます~><
まままままずはブログをうpしないと(混乱)
ありがとうございます。塩谷さまにご指摘いただけなかったら、一生このままになっているところでした(T_T)